Macでゲーム<Mac de Game> etc...

Apple-Macintosh歴20年以上の筆者が68KMacの頃から現在の最新Macに至るまで、いかにMacでゲームをプレイする事にこだわったきたかを記録するブログです。他Apple情報も掲載予定。自称、世界随一のMacゲーマー!?

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カテゴリ: 「Macでレトロゲーム」

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当記事関連リンク:Macでエミュレーター:「OpenEmu」GameCubeが追加されたぞ!

★ ついにMacでWiiをプレイする時が来た!?


ということでWiiのエミュレーター「Dolphin」の紹介をしていきたい。
ゲームキューブは以前の記事の「OpenEmu」内のコアにすでに実装されているので新しいわけではないが、この「Dolphin」はゲームキューブはもちろん、なんとWiiのエミュレートもしてくれる。
しかもかなり正確に、そしてモーションコントローラーも使えるという代物。

このエミュレーターを知るまでWiiは、その特徴的なコントローラーのせいで、Wiiでしかできないと思い込んでいた自分が浅はかであった。その上、Macに対応していると聞き、すぐさま試した。

一般的にMacのエミュレーターは、Win-PCと比較して完成度が低い傾向があるが、この「Dolphin」はそんなことはない。ほぼ同等と言える。

ダウンロードはこちらから
ここでMac用を選べば良い。CPUがintelかARM(M1)を違いしかないので迷うこともないだろう。
https://ja.dolphin-emu.org/download/?ref=btn 

エミュレーターはその性質として、起動時にBIOSの設定が必要とか、PC初心者が敬遠する対応に迫られる場面が何度か出てくるのだが、その点「Dolphin」はハードルが低い。すべて初期設定でゲームが動き、そしてコントロールできるだ!

■ さっそくダウンロードして、Wiiのゲームを起動してみた。


■ 零 眞紅の蝶
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双子の姉妹が可愛い、これだけでプレイ価値がある!?


■ ノーモアヒーローズ

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ギャグアクションというべきか、ところどころのふざけたセリフがもうたまらない。


■ タツノコ VS カプコン オールスターズ
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キャシャーンが使えるとは! テッカマンが使えるとは! 最高じゃないか!


■ 非常に高い再現度、だが問題点がないわけではない。

問題点が言わずもがな、コントローラーの問題である。
Wiiは、モーションコントローラーを縦持ちにして、センサバーで感知しモニター上をポイントさせながら操作するゲームが非常に多い。

先ほど起動テストをした3つのゲームは、タツノコ以外実機の「Wiiコントローラー」がないと、まともにプレイできないのだ。

零は言うまでもない、ライトの位置、射影機の操作に「Wiiコントローラー」が必要であり、ノーモーアヒーローズは剣を振るアクションそのもので必要になってくる。

通常のゲームパッドで済むゲームであれば、PS4コントローラーでもなんでも構わないのだが、「Wiiコントローラー」が必要なゲームではそうはいかない。

もちろん実機の「Wiiコントローラー」をBluetooth経由で接続できるので、PCやMacに接続することはできる。
そして「モーションが必要ない」ゲームであれば問題なくプレイ可能だが、これでは、Wiiコントローラーである必要もないので本末転倒だ。

Macにセンサーバーを接続!?

次にモーションさせるには「センサーバー」が必要となり、これを「接続」しないといけない。
Wiiに付属のセンサーバーは、独自の仕様になっておりこれをMacに接続するにはUSB経由の電源を供給させないといけない。
これを実現するには自分で「改造」するか、買ってくるしかない。

幸いこれを想定してなのか、USB接続のセンサーバー売っているのでリンクを貼っておこうと思う。ちなみに私は「すぐに買った」(苦笑



これらの問題が「Dolphin」の欠点とも言えようか。

だがしかし、やる気のあるゲーマーであればこのような「欠点」克服しがいがあるというものだ。

そういうことで、センサーバーが到着した暁には、MacでWiiコントローラーのプレイレビューをしてみたいと思う。

次回に続きます。



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https://openemu.org 
 #当記事関連リンク:Macでエミュレーター:「OpenEmu」あらゆるゲームハードを動かす衝撃のエミュレーターをMacで!
★OPEN EMUにGameCubeが追加!(執筆時ver2.21)



OpenEmuをMacでプレイしたい、というユーザーが想像以上に多い事が、このブログを通じてわかりました。
そんな方々、まぁ最新VerのOpenEmuをダウンロードしていれば気づいているユーザーも多いであろうが、最新Verではこの度「GameCube」が追加されていたのだ!

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セガサターンやPSPのエミュ再現でもけっこう凄いと思っていたが、まさかGameCubeが来るとは・・・OpenEmuの進化はまだまだ止まらないようだ。

とはいうものの、根っからのゲーマーの私からしても、GameCubeは「買ったことがない数少ないハード」に位置付けられており、やりたいゲームもぜんぶ後から情報で、ゲーム自体はWiiを使ってプレイしていた。こういう人意外と多いんじゃないかと思う。

(ちなみにWiiUも買ったことありません、苦笑)

なので思い入れがあるかといえば、実はあまりないので(苦笑)そこはどうかご容赦いただきたい!?

このOpenEmuのゲームキューブをMacでゲームをプレイ、再現したものをいくつかご紹介しておきます。

■ 斑鳩
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SSを3枚も貼らせてもらいましたが、私の大好きなシューティングの一つ!
いまとなっては、PS4、スイッチでもプレイ可能になってしまったが、斑鳩をプレイするにはやはりゲームキューブとドリームキャスト(又はXboxLIve)という、なぜか私の持っていないハードでプレイするしか選択肢しかなく、今でもソフトはプレミアまでいかなくても、それなりに高額で取引されている、ドラマティックで美しいトレジャーの傑作シューティング!
トレジャーって本当にいいゲームクリエイター揃ってるんだなあ、と実感できるゲームです。

ちなみに、このゲームの雰囲気が「グラディウスV」 に受け継がれているようです。



■ 
カービィのエアライド
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これまたゲームキューブの中でもとりわけ入手困難なプレミアソフト。
カービィがレースをするという、他のシリーズとはまったく違う趣向のゲーム内容。
ただ、意外にも爽快感があり、得意の吸い込みも健在でジェットコースターのようなレースは、プレイして意外に気持ちいい。
この方向で、スイッチでも出せばいいのに、と思う。異色?のカービィーゲームである。



■ ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

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トワプリはWIiでプレイしたが、もともとはゲームキューブ用に開発されているわけなので、ゲームキューブでプレイするのもご一興というものだ。Macのエミュだけど(苦笑)
現在プレミア的な価格になっているようです。

 

■ メトロイドプライム
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本編とは別の外伝的なプライムシリーズ。
サムスがバウンティハンターで活躍する、その記念すべき1作目。
FPS要素が強いので、外人向けのタイトルという雰囲気があるが、個人的には割と好きな方だ。
日本でももっと売れていいと思うんだけど、売れないんだよなぁ・・・(TT;



■ 総評


全体としては、いくつか動かないソフトもあるようだが、個人的にはぜんぜんOKな割合で再現できているの、80〜90点ぐらいのできだろうか!

ぜひあなあたも、MacのOpenEmuでゲームキューブを体験していただきたい!^^ 

次はPS2あたりがエミュできればいいな!^^ もちろんMacでね!w


 



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はじめに

Macで動くレトロPC関連のエミュレータの状況をまとめておきます。2019年度版となります。
 
自分なりの覚書のようなものですので、記事内のエミュはすべて起動状態を確認していますが、導入方法等の詳細は専門のサイトなどをご覧になった方がいいかもしれません。 

PowerPCの全盛期2005年あたりはMacでけっこうな数のレトロPCがエミューレートできていました。
ただ、昨今はIntel化されずにそのまま開発終了となっているソフトがほとんどのようです。
 
Macはこれまで度重なる大幅な仕様変更がありました。

OS9>OS XではCarbon化させる必要があり、PowrPCからIntelでユニバーサルバイナリ化されないと使えない、という風に、開発者はその都度対応を迫られる状況が続きました。

よってかつて動いたエミュも、2019年現在IはIntel版未対応等、Macユーザーには辛い状況が続いていると言ってよいでしょう。

(ちなみにですがWindowsではあれば動くエミュレーターはいくらでもあります。あくまでもMacの話です。誤解のないようお願いします)

※記事に誤りや新情報などがありましたら是非教えてくださいませ!^^

<動作確認MacOS>

OS10.11 Elcapitan

■ 8bitレトロPCエミュレーターのご紹介(Mac対応のみ)


<目次&早見表>
(ページ内リンクしてませんの記事を直接お読みください)
(16bit or 32bit機も混在していますのでご了承ください)
(起動確認できたものはSSを載せています)

  1. PC-88系
  • Quasi88(ほぼ起動可・要コンパイル)
  • PC88EM(Intel版無/PowerPC版有)
  1. PC-98系
  • np2sdl2(Intel版有・起動可)
  • ねこープロジェクトIIx(Intel版有・起動可)
  1. MSX系
  • WEBMSX(完璧起動可)
  • openMSX(ほぼ起動可)
  1. X68000系
  • X68000EM(それなりに起動可)
  1. X1系
  • X1EMx(Intel版起動不可/PowerPC版のみ)
  1. FM7系
  • XM7(Intel版起動不可/PowerPC版のみ)
  1. FM-TOWNS(存在未確認)
     


<PC-88系>


なんと実行ファイルがなくソースコードがそのまま配布されている。つまりアプリになっていないのだ!
ユーザー自らソースコードをコンパイルしなければならないという、この方面に関しての素人があたかもプログラマーのようなことをしなければならず、その上コンパイルに必要なソフトをいろいろ揃えたりと、スタート地点から非常にハードルが高いエミュレーターです。

このエミュ情報は以前から知ってましたが、どうにもやる気が失せる内容であったので放置してましたが、この度意を決し、Macゲーマーの意地でなんとかコンパイルし起動することに成功しました!


 →近日別ページにて導入レビューを紹介予定です。(作成中)


数々のエラーを克服し、やや突貫的なトラブル対応も含みますが「いろいろ準備>コンパイル失敗>多くのトライ&エラーを得て成功>起動確認>ゲームプレイ確認>一部起動せず>またトライ&エラー・・・」までのMacレトロゲーマーとして涙と感動!?の記録をのちほどご紹介します。
 
このエミュが、2019年現在唯一無二のMac88エミュレーターとなっているようです。
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>> PC88EM
http://www.hi-ho.ne.jp/hideaki-i/n_on_mac/n-index.html
pc88em
→PowerPC系(OS10.5迄)のMacのみ起動、動作する。10.6以降のIntel系起動不可。
ほとんどのソフトが動いてましたが、やはり時代の流れには逆らえずPowerPC系のMacでしか動かないようです。
一応PowerPC系のMacは3台持ってますが、常設していないので、エミュレーターのためだけに引っ張り出すのは現実的ではありません。
現行機種で動かなければ、エミュレーターの意味がないのです。よって先のQuasi88をどうしても起動させる必要がありました。


蘇るPC-8801伝説 永久保存版



<PC-98系>

>> np2sdl2
今のMacでも動くPC98唯一無二のエミュレーターがこの「NP2」である。
巷で有名?な「NekoProject2」さんの開発です。ネコ缶サイトは昔から情報が充実しておりたいへんお世話になっていました。
このエミュ、ただ非常に残念なのがMacだと「フルスクリーン」と「マウス」が使えないようです。
けっこうマウス使うことあるのでゲームによっては厳しいかもしれません。

・・・と落胆していた矢先、何気に調べてみたらこれは派生品とのことで別のアプリがあるらしい。
それがこれだ↓

>> ねこープロジェクトIIx

このNekoProject IIx for Intel 0.80をダウンロードすればよいのです。
使い方は同じ、先のフルスクリーンとマウス問題が見事に解決しているではないか!^^
ディスクアクセス時の音の再現が非常に気持ち良いです。

Quasi88もそうでしたがMacでエミュレーターすることは、それなりの覚悟しなけれなならない事は重々承知しているものの、スムーズに動かないのがもはや当たり前で、なんか面倒というか試練というか・・・いつもそんな気持ちです・・・(苦笑
 
かといってWin機に乗り換えるわけにはいかない、わたしはMacユーザーのゲーマーだから、あくまでもMacにこだわる。

こういった事情もあり、Macでエミュを起動できた時の感動は、Win機とは比較にならない感動があるのも事実なのです!^^
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蘇るPC-9801伝説 永久保存版―月刊アスキー別冊



<MSX系>

辛うじてというか、かつての世界統一仕様のパーソナルコンピューター「MSX」だけはさすが世界仕様だけあって過去〜現在においても、もちそんMacにおいても、ほぼ完璧な形でエミュレートできる環境が常に用意されている。
これはほんとに素晴らしい事だと思う!

いくつものエミュレーターが存在するが、Macで最近特におすすめできるのがこれだ。



>> WEBMSX
webmsx
HTML5をサポートしているブラウザーならほぼ動く、おそらくこれが次世代のMSXエミュレーターなんじゃないかと思う。
いつでもどこもでプレイ可能!
BIOS必要なしでコントローラーもサポートしているし、セーブデータのインポート、エクスポートまででき、フロッピードライブ、ROM、カセットテープを読み込むことができ、しかもMSX1〜MSX2+まで動くというのだから、もう何もいうことはない。
さすが外人クリエイターはやることが違うな!w まぁ世界規模だしねMSXは!?

ブラウザー動作だから将来的にも互換性を保ちやすく安心です。

このように、かつての世界統一パソコンMSXだけは将来的にもエミュレーターに困ることはなく、おそらく「死ぬまで安泰」なんだとう思うw
わたしもかつてMSX2ユーザーでしたので、ゲームソフトにはこだわりあるので助かります。
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>> openMSX
msx
ダウンロード型の定番エミュ。(ver0.15.0)2019.2現在
昔からMSXのエミュは多々ありましたが、今でも普通に動き開発も継続されているもは、もはやコレしかないんじゃないかと思う。
ただインターフェースや挙動が、前述のWEBMSXのが優れているのが、時代を感じさせるというかなんというか複雑な気持ちである。

>> X68000EM
68000
PowerPC系のみで開発終了かと思いきや、どうやらintel版が2008年頃ひっそりと公開されていたようです。
ただしサイトは現存していないようです。そのためWEBアーカイブからダウンロードすることになります。

おそらくこれが最後?のMac用X68000エミュレーターになってしまうかもしれないので、今の内にダウンロードしておくことをお勧めします。
バージョンが0.0024bと異様に低い数値のままですが、ソフトはそれなりに動きます。
個人的にはアーケードとなんら遜色のない移植だった「源平討魔伝」を起動する度にいつもワクワクします。
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究極!! X68000エミュレータ



<X1系>

>> X1EMx
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/8505/X1EMx/index.html
x1
→PowerPC系(OS10.5迄)のMacみ起動、動作する。10.6以降のIntel系起動不可。

長らくMacでX1のエミュレーターは存在していないと勝手に思い込んでおりましたが(苦笑)、それはただ興味が無く調べていなかっただけです。
 
またあくまで個人的ではありますが、X1にあるソフトはほとんどPC88に存在していますので、あまり興味が湧かないのが実状です。

そういった事情もあり、開発に意欲を示す方も少ないのではないかと思います。
リンクは「ジオシティー」のサイトなので、近日中に消滅すると思われます。(2019年3月、2020年でデータ削除)
 
すでに最新バージョン0.54はダウンロードできません・・・といってもダウンロードしたところでPowerPC系のMacでないと動かないわけすから、起動確認は困難です。(WEBアーカイブからなら0.54をダウンロードできます)

他MESSを使って動かすとかの情報などは見かけた事がありますが、よくわかりませんでした(苦笑
※参考サイト:MacでX1のクロス開発(エミュレーターの準備編)


※X1EMx導入レビュー:マックでエミュレータ:8bitパソコンX1のエミュレータ


X1システム研究室―ハードウェア解析 (パソコンテレビX1シリーズ X1/C/D/F/turbo)



<FM-7系>

>> XM7
fm7 
→PowerPC版とIntelバイナリー版があります。
すでに配布サイトは終了しております。
6、7年前にPowerPC版と併せてユニーバーサルバイナリー版もダウンロードしていたおかげで「起動」はできるのですがFDDをメニューから開こうとすると「落ちます(OS10.11)」(涙TT;
 
PowerPC版は問題なく動作していただけに、残念でなりません。
ただ、MacOS10.6とかの古いタイプであれば起動する可能性があります。

現在はPC88エミュのQuasis88のように、SDL用のソースコードなら配布していたりしますので、それをコンパイルすればできるのかもしれませんが「Quasis88」でもう懲りましたので、試す気力はもはや私にはありません。

※参考URL


時代を彩った名機たち~1980年代・国産パソコン戦国時代を振り返る: マイナビ

■ おそらくMacでは存在しないレトロPCエミュレーター


<FM-TOWNS>

Macで動かしている情報を見た事がありません。なぜなんでしょうか?

※参考URL

もしかしてMESSを使って動かすんですか? ぜんぜんわかりません。

この関係でタウンズ用の「旧サイキック・ディテクティヴシリーズ」を未だプレイしたことがありません(涙; 
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☆付録:おすすめPowerPC系Mac最終モデルのご紹介☆

このようにに、2019年現在、Macで「まともに」動くレトロPCエミュレーターは、PC88、PC98、MSX(一応X68000)以外ほぼ消滅した状態にあります。

開発が継続されているのを確認できるのは「MSX」のみでしょう。他は終了しているか止まってます。
また対応していても一筋縄ではいかない場合も多々あり、Mac環境で構築するのは本当に至難の技です。

ただ私もそうですが、レトロゲーマーであれば意地を見せたいところですので、Macのアップデートに併せて、エミュレーター情報も生きている間は更新していかなくてはならないでしょう。もうこれは使命感みたいなものです(苦笑

開発している有志の方々に感謝いたします。

幸いなことに、PowerPC系のMacはデスクトップもノートもあるのでプレイできないことはないんですが、やっぱり常時使用しているMacで起動できないとなると、昔のファミコンを押入れから引っ張り出す様な感覚になり、積極的なプレイをすることはままなりません。

それでもと言うあなたに!PowerPC最終形態のMacを紹介しておきましょう。
もし、買ってみようと思うならこれしかありませんw
(ちなみに私はこの2機種の最高スペックを持ってます、現在倉庫行きですがw)


 <デスクトップ>
 >PowerPC G5 Quad
 2005年発売時最高スペックorフルBTO価格:約200万円
 2019年ヤフオク参考落札価格:5,000円

 <Macノート>
 >PowerBoook G4 AL 1.63Ghz
 2019年ヤフオク参考落札価格:1〜2万円

 
上記のいずれのMacも、OS10.5(leopard)までしかサポートされていないので、ネットするだけでもはかなり厳しい状態になるといえるでしょう。

ただ今では動かないエミュレーターの多くを再現できます!」 

日本のレトロPC機器の場合、おそらく世界に流通していないであろうから外人がエミューレターを開発することはほとんどないと言っていいのかな?
 
なので上記の和製PCのエミュレーターを、現在のMacでプレイするには、どうしても日本人が開発しないといけないのです! 
 
頑張って!日本人!w 陰ながら応援させていただいております^^☆



エミュレータ究極マスター (らくらく講座シリーズ299)


エミュレータ超研究 (100%ムックシリーズ)


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#当記事関連リンク:Macでエミュレーター:「OpenEmu」GameCubeが追加されたぞ!
自らをゲーマーと名乗るような人はかなり高い確率で、エミュレーターを試していることだろうと思う。
私も初めてエミュレーターを知り、Macでファミコンが動いた時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。
このエミュレーターがなければ、過去のゲームはすべて「実機」でプレイしなければならず、歴代のゲームソフトのコレクションも膨大になってしまうだろう。
 
最近はアーカイブスも活発になってきているので、レトロゲームをPS4やスイッチでプレイできる機会も増えたが、ゲーマーでありコレクターならやはり「実機」にこだわる。
アーカイブスが出ても、ソフトのプレミア価格が下がらないのはこのような理由もあるのかもしれない。

私もすでに20年前になろうとしている「セガサターン」と「ニンテンドー64」を常時設置している。
(最近のテレビはAV入力やD端子も少なく、すべてHDMIで済ませようとしているのが困りものだが、笑)

理由はこの2機種はエミュレーターでは満足できない要素がある。
後述もするがサターンは良質なシューティング多くエミュだとやや操作性に問題があり、64はゲームがコントローラー依存になっているため、Macで起動できたとしても、あの「64コントローラー」が使えないことにはゲームを楽しめないからである。

(これ以上古いのはさすがに常時設置するわけにもいかず、エミュレーターに取って代わり、PS1,2,3のゲームは「初期PS3」でカバーしています)

そういうことでOpenEmuの紹介だが、実は上記のこだわりなど吹き飛ばす、万能エミュレーターである。

厳密に言うと各ハードのエミュレーターソフトをコアとして読み込み、総合的にゲームをサポートするソフトなのだ。
扱いも昔と違ってだいぶ改善されており、初心者にはうってつけのソフトと言っていい。 

いわゆるアーケード機器のエミュレーターでは「MAME」が定番だが、コンシューマー機では現在「OpenEmu」ということになるかと思う。

私もエミュレーター歴20年ぐらいあり、あくまでもMac用だが様々なコンシューマ用を試してきた中で、久しぶりに調べてみたらここ最近のOpenEmuの出来に喜びを禁じえなかった。

主に以下の要素が、個人的にたいへん嬉しい進化であった。
 <関連記事>
 
★最近のOPEN EMUのここが凄い!(執筆時Ver 2.07)
OpenEmu-02
■ SEGA メガCDとスーパー32Xが起動できる

Winユーザーからすれば、なんてことはない事かもしれない。
 
しかしメガCDや32XがきちんとMac上で動くのを見たのは、このOpenEmuが初めてだ。
5,6年前にもけっこう調べていろいろ試してみたはいいが、やはりメガドライブは動いてもメガCD、32Xがどうやっても動かないのだ。
 
半ば諦め、倉庫に眠っているWin機で試すとあっさり動いたはいいが、いちいちエミュレーターやるためにWin-PCを引っ張り出すわけにもいかないので、それ以上は起動すらしなかったりで、基本的には「Macで動かすのを諦めていた」。

当時のOpenEmuもバージョンが低くいわゆる定番の、ファミコン、スーファミ、PCエンジン、メガドライブ系はそれなりに動くだけ、いまさら対して驚く事でもない状況だった。

そうこうしている内に現在(2018年末)、久しぶりにエミュレーターの進化を調べているうちにOpenEmuもバージョンが上がっていたようで、早速ダウンロード、インストール。

知らない間にインターフェースは一新されていて、左サイドメニューにずらりとならんだゲーム機類。
なんとその中にメガCDと32Xがあるではないか!w
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さっそく試してみました。
最初に試すソフトはもちろん初のアーケード完全移植を果たした32Xの「スペースハリアー」とメガCD版の名作と名高い?「夢見館の物語」である。(サターン版はクソw)
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すごい!起動している! しかもなんの遜色も感じられないかなりの再現度じゃないか!w

BIOSが必要というハードルもあったが、Mac上でこれまで動いたところを見た事がないわけだから、起動できる衝撃はかなりのものであった。
右側にはソフトがパッケージでリストアップされるなど、見た目も非常に出来がよく、満足できるインターフェース。

エミュレーターもついにここまできたか! という感じ!

もう嬉しくって数日、エミュレーターでしかゲームしない日が続いた。(笑)

夢見館の物語は、迷わなければクリアーまで1、2時間というお手軽さも相まって、小一の娘をを膝に乗せて一気にプレイ。
多少ホラーっぽい要素もあり娘もハラハラドキドキしていたに違いない! 
何度かゲームオーバーにはなったが、頼もしいお父さんと一緒に一気にクリアーまで進めていった。娘も満足!(・・・に違いない!?w)
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■ SONY PSPが起動できる。

以前はノーマークだったが、PSVITAを購入してから、ダウンロード版でしかプレイできないものの、PSPソフトはけっこうソフトのラインナップが充実している事に気付いた。

OpenEmuでは、さりげなくPSPもサポートしているのだ。

ただ起動できるだけではない。再現度がやはり素晴らしい。問題なくプレイできる。

早速試してみたのは、VITAではなぜかプレイできずに(DL販売していない為)苦渋を強いられた名作「エースコンバット スカイズオブデセプション」。
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PSPのエースコバットはなぜか不評の「ジョイントアサルト」だけDL販売しているという意味不明さにやり場のない怒りをこれまで感じていただけあって、このPSP対応は個人的に非常に嬉しい!

うわぁ〜動いているわぁ! 普通にプレイできるわぁ! すげえなこれ!
(正直な感想である)w

PSPだから諦めていたキングダムハーツのバースバイスリープも、早速起動。
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おぉ〜! これも普通に動いてるじゃん! 

■ ニンテンドー64、DS、プレイステーションも普通に起動する。

Macのエミュレーターのこの3機種は、私の知っている限り非常に再現度が低かった。
詳細は省くが、まともに動くのはほとんどなかったんじゃないかと思う。
とりあえずは起動できても、動かなかったり、再現性が著しく低かったりと・・・

なので、ほとんど期待もしていなかっのだが、OpenEmuはそんな期待を見事に裏切ってくれた。
あたかも昔から普通に動きますよ、的な感じだ。

ただ64はコントローラー問題でMacでプレイする事はほとんどないかと思うが(苦笑)
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■ NINTENDO ディスクシステムが起動できる。

ディスクシステムのエミュレーターはもうだいぶ前から完成されていた。
ただMacでは「MacFC」というのが、以前から定番だと思われるが、起動はできるものの、コントローラーに対応していないという(クラシック起動時のみだった気がする)、不具合の為、ほとんと個人的に意味をなしていなかった。

OpenEmuではこれがバッチリ解消されている。これも何気に嬉しい!w 
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思わず「ナゾラーランド」をやってしまった(苦笑)
クイズは未だにプレイしても違和感ない問題が多かったな。
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■ なんと、セガサターンですら起動するすごいエミュ!

サターンに関しては32bit二つ載せていたりと昔からエミュレートが難しいと言われており、何の期待もせずこれまで調べることもほとんどなかったのだが、OpenEmuでは、そんなこといつの時代の話ですか?ぐらいの自然な形でサイドメニューにリストアップされている。
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単体エミュである「yabause」でかろうじて動いたぐらいの記憶だったので、MacのOpenEmuでプレイできるのはまだ時間がかかるだろうと思ってたら、大間違い。

何の問題もなく動くじゃないかぁ!w 
 
さっそくサターンのソフトの中でも名作と名高くプレミアにもなっている「レイディアントシルバーガン」も起動確認!
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おぉ〜! Macでレディアントシルバーガンが起動するとは、感嘆の極み! 
神様ありがとう!^^。

■ USB接続ができれば、どんなコントローラーでも使用できる!?


これ、一見あたりまえのような気がするんだが、一昔前はコントローラーを使用するのには、いくつかのハードルを乗り越えねばならない事が多く、けっきょくそれが理由で、起動はしてもプレイする気が起きない要因でもあった。

OpenEmuでは、そんな過去のハードルなど一切存在していなかった。

ほとんど未使用だった「Mac対応コントローラー」を倉庫から引っ張り出してきて、接続。
非常にわかりやすい、設定画面が出てきて、ボタンの対応してやるだけで、普通に動いてしまう明快さ!
スクリーンショット 2018-11-14 0.15.12

 ■ その他

OpenEmuは和製ハード以外にもAtariなど多くのハードをサポートしている。
オープンソースということもあり、今後もバージョンアップを期待できるので、将来の対応を期待したいと思う。
参考までに、公式でサポートしているハードは以下の通り。
Atari 2600
Atari 5200
Atari 7800
Atari Lynx
ColecoVision
Famicom Disk System
Game Boy / Game Boy Color
Game Boy Advance
Game Gear
Intellivision
NeoGeo Pocket
Nintendo (NES) / Famicom
Nintendo DS
Nintendo 64
Odyssey²/Videopac+
PC-FX
SG-1000
Sega 32X
Sega CD / Mega CD
Sega Genesis / Mega Drive
Sega Master System
Sony PlayStation
Sony PSP
Super Nintendo (SNES)
TurboGrafx-16/PC Engine/SuperGrafx
TurboGrafx-CD/PC Engine CD
Virtual Boy
Vectrex
WonderSwan

■エミュレーターの最大の欠点

歴代のハードをプレイできるエミュレーターはまさに「神がかり」的な存在。
たしかにそうなのだが、一つだけ欠点がある。
ROMの入手の問題もあるが、そんなことではない。もっとシビアだ。

それはいつかは開発が停滞、もしくは終了してしまう、ということ。

開発が停滞されて一番困るのは「最新のOSで動かなくなる」ということだ。

今、起動できて幸せかもしれないが数年後には動かない、という事になる。

これを回避するには「エミュレーターが動くOS」を確保しなければならない、ということになる。
 
ある意味馬鹿げた話だ、それなら実機でやるのと労力があまり変わらなくなってしまう。

コンシューマーのエミュレーターはまだマシな方だが、コンピューター系(PC-88とかMSXとか)はほとんど個人の趣味で開発されている方々ばかりなので、とっくの昔に開発やめてしまったものが、非常に多い。

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継続していたとしてもそのバージョンアップが非常に遅いなど、過度な期待をせずに待つことが要求される。

OpenEmuも、5年前はメガCDすら動かなかったわけだから・・・。
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